コラム

論理的話し方~30秒以内~

話し方教室や研修に通われる多くの方は

話がまとまらない、長時間話続けてしまう、言いたい事が分からない

さらには、

自分が何を言いたいのかもわからない

とおっしゃいます。

自分の思いを言葉にして、しかも短時間でまとめ人前でスピーチするのは至難の業です。

そのコツをお教えし、みなさんの考えをスムーズにアウトプットするお手伝いをするのが我々なんです。

1.スピーチを30秒以内でまとめる

・ミスユニバースのスピーチ審査・・考えを短時間で、印象に残るようにまとめる
・ミスたちが最も実践しているのがロジカルスピーチ
・ルールにのっとってコンパクトに。伝わりやすい方法で話す
・ロジカルシンキングとは、エレベータートーク。
・結論→理由→詳細の順序でスピーチする。(日本語は反対)

〈例題〉

私が身につけたいのは【話し方のテクニック】です。(結論)

理由は2つあります。1つは仕事、もうひとつはプライベートで使いたいテクニックだからです。(理由①②)

仕事上では、今年、マネージャーに昇進し、スタッフや部下を持つ立場になりました。
同じ事を指導するにも、話し方ひとつで、やる気を低下させるか奮起させるか決まってしまいます。
部下を牽引する話し方を身につけたいです。(詳細①)

プライベートでは、結婚5年目に入り、つい夫に無理やわがままを言ってしまいがちなので、
夫婦のコミュニケーションを立て直す意味でも、話し方は重要だなあと実感しています。(詳細②)

以上から今年は、話し方を身につけることを目標にします。

2.結論は念入りに準備して

・伝えるときは、何が伝えたいのか【メッセージ】 を自分の心でしっかりと決め、そのメッセージを思い描きながら話すこと。
・スポーツと同じで、話す内容にも、軸があるのとないのとでは、安定感や説得力が違う。

3.言いたいことは半分で十分

・短時間で伝えるには、シンプルに。無駄を省く。無駄な情報が多ければ多いほど、本当に伝えたいメッセージの印象がかすむ。
言わなくてもいいこと、優先順位が低いものは思い切ってカットする。
・沢山の言葉を使って、ひとつのことを伝えようと思うより、端的に珠玉の言葉を積み重ねて表現するトレーニングを。

4.説得力のある話には客観性が欠かせない

・結論を下支えする理由ははっきりと伝える。
・理由は3つ以内に
・仕事上のプレゼンは、理由を2つ。主観と客観。主観とは経験談。生のお客様の反応や声など。
客観は数字などで表現できる客観的事実。主観だけ・・説得力に欠ける。客観だけ・・真実味がない。

スピーチも、経験談と一般論。

5.転から話して聞き手の心をつかむ

・結論理由詳細の順序をあえて、すこし崩す。

例)意外な話から入ると聞き手の心を掴む
ほっとする、考えさせられるなどもツカミになる。
話はじめの10秒程度が勝負

6.ロジカルな話こそ、やわらかな口調で

・ロジカルな内容をテキパキ話すと近寄りがたい。反感を買う
・意見を主張する場面こそ、語尾をそっと置くように相手の反応を気にしながら
・ロジカルな内容こそ、ゆっくりと、やわらかい口調で

ミスユニバースも実践している、究極のスピーチ術を少しお見せいたしました。

気になられた方は是非、お問い合わせください^^

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