コラム

抑揚の効果でスピーチやプレゼンの表現力を高めよう

普段のビジネスの場におけるスピーチやプレゼンなどのときの話し方で、なかなかうまく話せないという方はいませんか。実は、「抑揚(イントネーション)」をうまく使うことで表現力を高めることがき、聴衆へより印象付けやすくなるのです。そこで今回は、抑揚(イントネーション)でスピーチやプレゼンの表現力を高める方法やコツをご紹介します。

抑揚をつける話し方で大事な言葉が聞き手の耳に残りやすくなる

スピーチやプレゼンで話すときに抑揚をつけることで、大事な言葉やフレーズを聞き手の耳に残りやすくすることができます。また、スピーチやプレゼン、会議などで原稿やメモなどを読み上げるときには、読むことに集中してどうしても棒読みが多くなってしまいます。抑揚のない話し方をしてしまうことで、大事な話が相手の耳に残らなくなるだけでなく、印象も悪くなってしまいます。電話対応の場合は相手の顔が見えないぶん、更に印象悪く感じられてしまうかもしれません。でも、抑揚の決まり事をしっかりと守っておけば、一本調子の硬い感じにはならずに、まるで会話をしているかのような自然な話し方ができるようになります。

参考:
プレゼンの「間」を使いこなす
プレゼンの表現は「間の取り方」で大きく変わる!

抑揚をつけるときは、下山する感覚で

抑揚には2つの決まり事があります。

・文頭では高い音域、文末では低い音域になるように話す
・重要なキーワードを話すときは、少し高い音域にアクセントをおく

抑揚をつけて日本語を話す場合は、「文頭=山の頂上」から、「文末=麓(ふもと)」までの山道を下りるように、「高いところから低いところに下りていく感覚」をイメージするのがポイントです。
そして、プレゼンやスピーチなどで話している途中で大事なキーワードが出てきたときは、少し高めに発音して、言葉を際立たせるようにしましょう。山道でたとえるならば、道の途中にある岩などの障害物を、ジャンプして飛び越えるような感じです。

「文頭から文末まで息が続かなかった」「大事な言葉を高く発音するのが難しい」「音に高低差をつけるにしても低い声が出にくい」など、最初は上手にイントネーションをつけることができずに、苦労することもあるかもしれません。ただ、レッスンを続けることで歌手が自分の音域を広げていくように、繰り返しイントネーションのトレーニングをすることで、徐々に話し方の表現の幅も広がっていくはずです。ぜひ諦めずに、挑戦してみてください。

こんなに違う! 抑揚の効果

抑揚が正しくつけられた場合と、正しくつけられない場合の効果の違いをみておきましょう。こんなに違うものなのです。

【抑揚が正しい場合】

●話し方の音域が広く使え、表現の幅が広がる。
●文章を読むとき、相手を惹きつけられる。
●強調したい言葉が際立つ。
●洗練された印象を聞き手に与える。

【抑揚が正しくない場合】

●一本調子で表現力に欠ける。
●文章を読むときに、棒読みのように聞こえる。
●メリハリがなく、大事な言葉が際立たない。
●シャープさに欠ける印象を聞き手に与える。

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