コラム

失敗しない!正しい研修会社の選び方と意外な落とし穴

「毎年、企業研修を実施しているけれど効果が感じられない」
「結局、どの研修会社に依頼しても同じような内容になる」
このように悩む人事・研修担当者は多いのではないでしょうか。

研修は人材教育の要でありながらも、費用も時間もかかる大きな投資です。特に外部研修は、その道のプロに学ぶ貴重な機会ですが、研修会社の選び方を誤ると「効果が出ない」「実際の仕事に活かされない」といった失敗につながります。

そこで本記事では、外部研修の種類とメリット・デメリット、正しい研修会社の選び方、研修会社選びの落とし穴を整理します。

外部研修の種類と特徴 〜メリット・デメリットを比較〜

外部研修の種類と特徴 〜メリット・デメリットを比較〜

企業が外部研修を導入する際、主な形式は「公開型研修」「カスタマイズ研修」「オンライン研修」「eラーニング」の4種類です。研修会社を比較検討する上で、まずはそれぞれの特徴を理解しておきましょう。

・公開型研修

複数の企業から参加者を募り、研修会社が主催する公募型の研修形式。
メリット:少人数からでも参加でき、テーマが合致すればコストを抑えて学びを得られる。複数の企業が参加するため、他社の参加者と交流できる。
デメリット:画一的なカリキュラムで、自社の課題に直結しないことがある。

・カスタマイズ研修

自社の課題に合わせて研修会社がプログラムを設計。
メリット:自社の課題・現場の実務に即した研修が可能。部署や階層ごとに最適化できる。
デメリット:比較的費用が高く、検討から導入まで時間がかかる。研修会社とのやりとりも多い。

・オンライン研修

ZoomやTeamsなどを用いたリアルタイム配信型研修。
メリット:全国どこからでも参加可能。移動・会場費を削減できる。
デメリット:集中力が続きにくく、受講者同士の交流が限定される。研修中に内職をする受講者などを管理する必要も。

・eラーニング

学習用コンテンツを受講者が各自学ぶ形式。
メリット:自分のペースで学習可能。大人数にも効率的に導入できる。
デメリット:自主性に依存し、モチベーション維持が課題。映像配信だけのものもあり、実践的スキルは身につきにくい。

研修会社を選ぶ際は、それぞれのメリット・デメリットを鑑み、自社の課題に最も合う形式を見極めることが大切です。

研修会社の正しい選び方 〜企業研修を成功させるポイント〜

研修会社の正しい選び方 〜企業研修を成功させるポイント〜

では、その他にどのような点に注意して、研修を選べばよいのでしょうか。「研修会社 選び方」の検索で多くの担当者が情報収集していますが、結論から言うと、研修効果を最大化するためには以下の3つの確認が必須です。

1. 研修内容や形式が自社の課題に合っているか

企業研修の成功は「目的設定」と「形式の相性」にかかっています。たとえば、若手社員には基礎力を重視した公開型、管理職には実務に直結するカスタマイズ研修が適しています。
特に目標の設定は大切で、効果を最大化させるために、受講者に目的意識を持って臨んでもらうよう繰り返し啓蒙していく必要があります。

2. 研修後のフォロー体制があるか

研修会社の中には「研修を実施したら終了」というところもあります。しかし、研修効果を定着させるには、フォローアップ研修や個別面談、実務に活かせているかのチェック、レポート提出などの仕組みが不可欠です。

3. 講師の実績・スキルを確認する

どれだけ良いカリキュラムでも、講師のスキルが低ければ効果は期待できません。実務経験や講師歴、過去の導入実績を企業に確認しましょう。可能であれば、事前に講師の動画や無料のデモ研修など受けておくと、検討材料にもなり安心です。

研修会社選びの落とし穴 〜失敗事例から学ぶ〜

研修会社選びの落とし穴 〜失敗事例から学ぶ〜

研修会社選びのポイントを誤ってしまうと、莫大な時間もお金も無駄になってしまいます。ここでは多くの企業が研修会社選びで陥る「意外な落とし穴」をご紹介します。

・業界理解が浅く実務と乖離

研修会社によっては、課題のヒアリングや業界理解が不足していて、現場に即した内容にならないケースがあります。「一般論ばかりで現場で使えない」「既に知っている知識ばかりだった」と社員が不満を漏らすのは典型的な失敗です。

・座学中心で実践力が育たない

「知識は得られたが行動が変わらない」という声は、座学中心の研修にありがちです。
実際、アメリカ国立訓練研究所(NTL)が発表した7つの学習方法と学習定着率の関係をピラミッド型の図で表した理論「ラーニングピラミッド」では、講義を聴くだけの定着率が5%なのに対し、自ら体験・実践する学習は75%と大きな格差があります。効率よく学んだスキルを定着させるために、実践形式やロールプレイ、グループワークが含まれているかを必ず確認しましょう。

・講師の力量不足

「講師の話が一方的」「受講者を巻き込めない」という研修では効果は出ません。講師自身の経験を踏まえて、受講者のやる気と能力を引き出すことが実のある学びにつながります。講師力は研修会社選びの最大のポイントです。

これらの落とし穴を避けるには、事前に複数の研修会社の比較検討を行い、事前に話を聞いた上で、評判や導入実績を確認することが欠かせません。

まとめ 〜失敗しない研修会社選びならKEE’S〜

本記事では、研修会社の選び方と落とし穴を解説しました。

・外部研修には公開型・カスタマイズ・オンライン・eラーニングがある
・研修会社の選び方の基本は 内容・フォロー体制・講師力 の3点確認
・業界理解不足、座学中心、講師力不足は研修失敗の典型例

こうした失敗を避け、研修効果を最大化したいなら、信頼できる研修会社を選ぶことが何より重要です。

KEE’Sは20年間研修を提供し続けている、アナウンサーが「話し方」「伝え方」をお教えしている研修会社です。大手企業にも多数採用されており、社員一人ひとりが自信を持ってコミュニケーションできるようになる実践型研修を提供しています。
研修内容:プレゼン、営業、管理職向けなど「話し方」「コミュニケーション」の分野を中心に幅広く対応
形式:対面・オンライン・カスタマイズ研修など柔軟に提供。それぞれの企業の課題とご予算に合った手法を提案
フォロー体制:研修直後のアンケートや3か月後アンケート、フォロー研修の計画など、研修後の定着を支援する仕組みを整備
講師力:元アナウンサーという“印象良く分かりやすく伝えるプロ”が直接指導

「失敗しない研修会社を選びたい」「確実に成果が出る企業研修を導入したい」と考える方は、まずお気軽に無料デモ研修からでもお問い合わせください。


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