コラム

コミュニケーション研修にはどんな種類がある?それぞれの特徴を解説!

コミュニケーションはビジネスの基本といわれており、多くの企業でコミュニケーション研修が導入されています。しかし、ひとくちに「コミュニケーション研修」といっても様々な種類があり、目的によって導入すべき研修は異なります。今回はコミュニケーション研修の種類とそれぞれの特徴を紹介します。

コミュニケーション研修とは?

そもそも「コミュニケーション研修」とは、ビジネスにおいて必要不可欠なコミュニケーションの心構えや、社内外で使える実践的なコミュニケーションスキル(例:聴く力、伝える力、質問力など)を身につける研修のことです。企業や組織に所属している以上、コミュニケーションを一切取らずに働いている人は存在しません。コミュニケーションスキルとは、すべての業界・業種の人に必要なスキルということができるでしょう。

階層別!コミュニケーション研修の種類

たとえば新入社員と管理職では、必要となるコミュニケーションスキルは異なります。スキルが異なれば、受けるべきコミュニケーション研修の種類も変わってきます。ここでは、階層別のコミュニケーション研修の種類を解説します。

●経営者・社長向け
経営者や社長には「スピーチ研修」がおすすめです。経営者ともなれば、会社のビジョンや方向性について、社内外に向けて発信することがあるでしょう。そんなときに、聴き手の心に響くスピーチを堂々とできていれば、企業そのもののイメージアップに繋がります。実際に、経営者や社長の中には、個人でスピーチレッスンを受けている方も多くいらっしゃいます。

●経営層向け
経営層は、現場の声を汲み取り、経営に反映させていくことが求められる立場です。このため、現場と円滑なコミュニケーションを取るためのスキルを身につけられる研修が必要です。また、社内外のスピーチも増えてくる立場なので、経営者や社長と同じく「スピーチ研修」も導入できると良いでしょう。

●管理職向け
管理職になると、部下のマネジメントが大きな仕事となります。マネジメントのためには、部下の状況をヒアリングするスキルが必要です。ヒアリングスキルを向上させる研修を導入し、自身の傾聴力について考える機会を設けましょう。

●一般社員向け
若手の場合は、基礎的なコミュニケーション研修のほか、物事を論理的に考えるロジカルシンキングの研修もあわせて行うと良いでしょう。業務効率が上がることが期待できます。また、後輩や部下が増えてくる中堅社員には、リーダーシップもあわせて学べるような研修がおすすめです。

●内定者・新入社員向け
内定者や新入社員は、そもそも社会人としてどのように振る舞ったら良いかわからないという人も多いです。報連相(報告・連絡・相談)や基本的な敬語の使い方など、社会人としての基礎を学べる研修が良いでしょう。

手法別!コミュニケーション研修の種類

「研修」というと、ひとつの部屋に社員を集める「集合研修」を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、最近の研修は多岐にわたっており、オンラインで受けることができたり、ゲームやロールプレイングを交えるものもあります。具体的にどんな手法があるか見ていきましょう。

●座学(集合研修)
一般的な研修のイメージに近い手法です。学校の授業のように、テキストを使って知識を身につけていきます。コミュニケーションの心構えや基礎的な知識などを伝える場合は、この手法を使うと良いでしょう。

●グループワーク
座学で学んだことを実践する場合、グループワークを導入することが多いです。一方的に講義を受ける座学とは違って、実際に声を出したりコミュニケーションをとったりするため、受講者の意欲や主体性を引き出しやすいというメリットがあります。

●ロールプレイング
ロールプレイングとは、受講者同士で役割を決めて実践することです。たとえば「上司役」と「部下役」、「取引先の担当者役」と「営業職役」、「顧客」と「店員役」などです。疑似体験ではありますが、実際の現場をイメージすることで、効果的にコミュニケーションスキルを身につけることができます。

●オンライン
最近では、オンラインのコミュニケーション研修を導入する企業も増えています。オンラインの場合、対面とは異なる注意すべきポイントが多くありますが、なかなか学ぶ機会がありません。社内外問わず、オンラインでコミュニケーションを取る機会の多い企業におすすめです。

●ゲーム
コミュニケーション研修にゲームを取り入れる企業もあります。「仕事なのにゲーム?」と思われるかもしれませんが、チームビルディングや人間関係構築に役立つというメリットもあります。人狼ゲームやドミノ、ブロックを使ったゲームなどが人気です。

●個別研修・マンツーマン
講師と社員のマンツーマンで受講する研修もあります。たとえば、経営者や社長向けのスピーチレッスンなどは、マンツーマンで実施してじっくりフィードバックを受けると良いでしょう。

テーマ別!コミュニケーション研修の種類

受講者の職種や目的によって、実施すべきテーマは変わってきます。テーマ別のコミュニケーション研修について、代表的なものをご紹介します。

●営業・商談研修
営業職に必要なのは、お客様との信頼関係を構築することです。短時間でお客様に好印象を与え、距離を縮める方法を学べる研修を実施しましょう。受講者をお客様に見立てたロールプレイングなどが有効です。

●ファシリテーション研修
会議を円滑に進めるためには、ファシリテーターのコミュニケーションスキルが重要です。参加者の意見を引き出すための傾聴力や、議論のポイントをまとめる論理的思考力を学べる研修がおすすめです。

●日常生活の話し方研修
スピーチやプレゼンテーションとまではいかなくても、企業や組織に所属する以上、日々の会議や打ち合わせなどで人と話すことは避けられません。話し方のスキルを上げる研修を受けることで、お互いストレスなく仕事を進めることができるでしょう。

●スピーチ研修
階層が上がるほど、スピーチの機会は多くなるもの。経営者はもちろん、就活イベントなどで人前に出ることが多い人事担当者にも、スピーチスキルは必要です。

●プレゼンテーション研修
プレゼンを成功させたいなら、資料作成よりも伝える力が重要です。ロジカルに要点をおさえたプレゼンができるようになることで、売上や業績アップにも繋がります。

●コールセンター研修
電話応対は、声だけのコミュニケーションだからこそ、話し方や表現の印象が大きく影響します。聞き取りやすい言葉の使い方や、お客様に良い印象を与える話し方を学ぶ必要があるでしょう。

●面談者研修
部下との面談や採用面接などで、どのように接するべきかわからないと悩む人におすすめの研修です。相手の本音を引き出し、心を動かすコミュニケーションスキルを学ぶことができます。

●接遇研修
接遇とは、すなわちお客様とのコミュニケーション。「印象力」「会話力」「傾聴力」をバランスよく学び、お客様に「また来たい」と思ってもらうことを目指しましょう。

まとめ

今回は、コミュニケーションの種類についてご紹介しました。階層や手法、テーマによって、さまざまな種類があることをご理解いただけたでしょうか。

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