コラム

初めての社内研修講師でも大丈夫!研修を成功させるコツをご紹介!

社内で研修講師を依頼されたけれど、講師の経験がない、人前で話す自信がない…そんな方のために、社内研修講師を成功させるコツをお伝えします。

1.社内研修の目的とメリット・デメリット

「社内研修」とは、社員が専門的なスキル・知識の習得することを目的に行う研修です。外部の講師が行う研修とは違い、社員が講師を務めることも特徴のひとつです。

社内研修のメリットは、まず経費が抑えられることです。社員が勤務時間内に行うため、特別な費用を出す必要がありません。また、社員のニーズやレベルに合わせた研修が期待できます。研修を増やしていくことで、ノウハウが蓄積され、より良い研修を構築することもできるでしょう。

一方で、デメリットもあります。多くの場合、社員は研修の仕事だけに集中できるわけではありません。他の業務もこなしながら行うことを考えると、業務量の調整などのフォローが必要です。また、訓練を受けたプロの講師ではないため、担当する社員によって研修のレベルに差ができてしまいます。同じ研修を実施したはずなのに、成果にバラつきが出てしまうかもしれません。そのような状態を避けるためにも、社内研修を担当する社員は、あらかじめ講師としての準備をしておく必要があるのです。

2.受講生を動かすコミュニケーションとは

では、具体的にどんな準備をしていけばいいのでしょうか。最も重要なのは「受講生とのコミュニケーション」です。

研修というと、学校の授業のように、一方的にスキルや知識を教えるというイメージがあるかもしれません。しかし、それでは受講生の学びや気づきを促すことはできません。そもそも、あなたの会社の社員は、社内研修に積極的に参加しているでしょうか。「仕事が忙しいのに、時間を取られて嫌だなぁ」「なにかを学ぶなんて、面倒だなぁ」という後ろ向きな気持ちの社員も多いのではないでしょうか。彼らに主体的に研修に参加してもらうためにも、一方的ではなく、双方向のコミュニケーションを意識しましょう。

3.講師と受講生だけでなく、受講生同士のコミュニケーションを

さて、双方向のコミュニケーションというと「講師から受講生ひとりひとりに問いかけ、それに答えてもらう」というイメージをお持ちではないでしょうか。もちろん、それもひとつの方法です。しかし、研修の効果や社内の一体感を高めるためには「受講生全体をひとつのチームとして考える」という意識が大切です。

たとえば、研修中に「こんな場面があったら、あなたならどうしますか?」という問いかけをするとします。その場合はまず、受講生全員に問いかけてみるのです。最初からひとりに聞いてしまうと、他の受講生は「自分には質問は来ないんだ」と思って、思考を停止してしまう可能性があるからです。数十秒から数分程度時間を取った後に、個別に問いかけてみましょう。そこで出た意見を「○○さんからはこんな意見が出ましたが、他の人はどう思いますか?」というように投げかけてみる。これを繰り返すことで、議論が深まっていくのです。

もうお気づきかもしれませんが、講師にとって大事なのは良き「ファシリテーター」であることです。ファシリテーターには「発散(=参加者が意見を言いやすい環境を作り、発散してもらう)」や「収束(=発散で出た意見や議論の内容を整理して共有する)」のスキルが必要とされますが、講師も同じこと。一方的に話す力ではなく、意見を問いかけ、議論を深め、まとめていく力が求められます。このスキルが身につくと、研修はもちろん、会議でも活かすことができるでしょう。

また、受講生同士でコミュニケーションを取ってもらうことも必要です。キリの良いところまで講義を進めたら、いったん受講生同士で気づきや学びをシェアしてもらいます。このような「シェアタイム」を設けることによって、受講生自身の頭の中が整理されますし、他の受講生の意見を聞くことで学びを深めることもできるのです。この時も、ただ傍観するだけでなく、場が活性化するように促していきましょう。

4.社内研修で気をつけたい話し方

社内研修において最も不安なのは「人前で話すこと」ーそう思っている方も多いでしょう。実際、弊社のレッスンでも多くの方が「社内研修を頼まれたのですが、話し方に自信がなくて…」と相談に来られます。そこで、ここからは社内研修で気をつけたい話し方についてお伝えします。

1.構成を考えておく
あらかじめできる準備として、話す構成を考えておくことが挙げられます。ここでのポイントは、原稿を作り込み過ぎないこと。きちんと話せるか心配になる気持ちはわかりますが、作り込んだ原稿を読んでしまうと、棒読みになったり、気持ちが伝わらなかったりしてしまいます。研修ではパワーポイントなどの資料を使うと思いますが、資料のスライド1枚につき「このスライドでは何を話そうか」とテーマを決めておくようにしましょう。

2.ワントーン高い声で話す
人前で話すときは、地声よりワントーン高い声で話すことがポイントです。明るい印象になりますし、通りやすく、聞き取りやすい声になるからです。ワントーン高い声がイメージできない方は「ドレミファソ~」と言ってみてください。その中の「ソ」のトーンで話すと、ワントーン高い声になります。

3.メリハリをつけて話す
淡々とした話し方は、重要なポイントがわかりづらい上に、内容まで単調に聞こえてしまうため、受講生の集中力を奪ってしまいます。メリハリをつけた話し方を心がけましょう。たとえば、重要なキーワードを「少し高く言う」「前後に間をとって言う」「ゆっくり言う」など工夫することで、メリハリのついた話し方になります。何度も録音して、ブラッシュアップするようにしましょう。

4.余計な言葉をなくす
話すときに「え~」「あの~」などの言葉が出てしまう方は多いです。全く言わないようにする必要はありませんが、あまりに多いと肝心の内容が入ってこなくなってしまいます。まずは、自分が余計な言葉を言っていることを自覚しましょう。次に、出そうになったら「飲み込む」習慣をつけましょう。これはすぐに改善できるものではないので、普段の会話から意識することが大切です。

5.ゆっくり話す
人前で話すと、緊張から早口になってしまう、というお悩みもよく聞かれます。早口を防ぐには、まずは口を大きく開くことです。口を大きく開いて話すことで、ハッキリと明瞭に聞こえるというメリットもあります。それでも早口になってしまう方は、自分では「大げさかな?」と思うくらいゆっくり話すようにしてみてください。客観的に聞いてみると大げさではなく、むしろ聞き取りやすいスピードに感じられるでしょう。

5.講師としての話し方を身につけてみませんか?

今回は、初めて社内研修を行う方向けに、研修を成功させるコツをご紹介しました。コミュニケーションの取り方や話し方は、講師として登壇する上で欠かせないスキルです。

今回ご紹介したことを実践することも大切ですが、プロからフィードバックを受けることで、そのスキルは大きく飛躍します。KEE’Sでは「社内研修講師育成プログラム」を用意しており、既に大手企業でも導入していただいています。御社の課題に合わせてカスタマイズもできるので、まずは一度ご相談ください。


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