コミュニケーション研修の階層・職種別 事例5選!成功のポイントは?
多くの企業が導入しているコミュニケーション研修。しかし「今のままの研修でいいのだろうか」「他の企業はどうしているのだろう」と思ったことはありませんか?
そこで今回は、コミュニケーション研修の具体的な事例を階層・職種別に紹介します。
コミュニケーション研修とは
コミュニケーションの心構えや、社内外のやり取りで使える実践的なスキル(聴く力・伝える力・質問力など)を身につける研修です。
●コミュニケーション研修の目的
コミュニケーションスキルを身につければ、相手と信頼関係を築いたり、情報を引き出したり、わかりやすく伝えたりすることができます。そのようなスキルを身につけ、業務に生かすことが目的です。
●階層別研修で行うのが一般的
コミュニケーション研修は、新人、若手、中堅、管理職など、社員の階層によってカリキュラムの異なる研修を実施することが一般的。階層によって求められるコミュニケーションスキルは違うからです。
コミュニケーション研修の階層・職種別の成功事例5選
自社以外の企業がどのようなコミュニケーション研修を実施しているのか、なかなか知る機会はありませんよね。そこで、実際にコミュニケーション研修を導入し、成功したという事例を階層や職種別にご紹介していきます。
●新人向け研修(商社・コンサルティング関連企業)
<研修導入の理由>
新卒・中途入社の社員向けに「お客様に印象良く、端的に説明ができるようになる」をテーマに、ビジネスコミュニケーションの基礎を固めたい。
<研修内容>
・お客様に信頼されるコミュニケーションとは
・相手に受け入れてもらえる印象力
・相手が聞き取りやすい話し方
・端的に分かりやすく説明する
・緊張対策
<受講者の声>
「声のトーンや顔の表情によって、伝わり方が大きく変わってくるとわかった」
「実践を繰り返したことで、自分の改善点に気づくことができた」
「研修後の社内ミーティングでは、画角や明るさ、声のトーンを気にするなど、どう見られているかという意識が継続できていた」
●執行役員向け研修(運輸業)
<研修導入の理由>
話し方の基礎に加えて、わかりやすい報告のポイントやオンラインでの対応法を学びたい。
<研修内容>
・話し方の基礎について
・印象力の強化
・説得力のある/気持ちや内容が伝わる話し方
・論理的な話し方
・間違いやすい言葉遣い/緊張対策
<受講者の声>
「研修を受講した管理職60名の顧客対応力が格段に上がり、売り上げが前年対比約10%アップした」
「受講後の会議では端的に説明できるようになり、会議の活性化や効率化に繋がった」
「感覚に頼った話し方でなく、話す技術を知識として学ぶことができた」
「対面式の講習で、その都度フォローしてもらえるのがよかった」
●営業職向け研修(IT系商社)
<研修導入の理由>
ンラインでプレゼンや商談を実施しているが、社員各々のやり方でばらつきがあるため、基礎的なスキルを身につけたい。
<研修内容>
・オンラインコミュニケーションについて
・相手を掴む印象力
・印象に残る伝達力
<受講生の声>
「自分自身を動画で撮影したことで、改善する部分を明確に把握できた」
「意欲が伝わる話し方へ変化した」
「日々の業務の中で今すぐ取り組める内容になっていた」
「今まで無意識に行っていた表情やしゃべり方が、いかに悪い印象を与えるものだったか気づかされた」
●技術職向け研修(通信・ICT技術関連企業)
<研修導入の理由>
専門家を対象とした学会発表も多いが、専門的な知識のない社外の方への技術説明の機会もある。有用な自社の技術を伝えるため、よりわかりやすい話し方を学びたい。
<研修内容>
・コミュニケーションスキル&印象アップ
・発声・表現トレーニング
・端的な伝え方のポイント
・緊張対策・プレゼンパフォーマンス
<受講生の声>
「基本的な内容でも、実践出来ていないことも多々あり、再認識する貴重な機会になった」
「講師からの具体的な指摘やアドバイスがあり、受講後にどのようにスキルアップに取り組んでいくのかが分かった」
「実践形式で自分の体を動かしながらできたため、受講前後での変化が見やすかった」
●ファシリテーター向け研修(製造業)
<研修導入の理由>
オンライン会議の多い部署なので、ファシリテーションスキルを学べる研修を希望していた。
<研修内容>
・オンライン会議の特性・話し方テクニック
・会議を活性化する進め方
・ビジネス会話力、傾聴・質問力強化
・ロジカルプレゼン・レスポンス力強化
<受講者の声>
「会議はもちろん、日頃の業務にも使える話し方を学べた」
「会議に臨む自らの意識が変わった」
「フォローアップ研修も併せて行ったことにより、若手社員のスキルアップに繋がったことを実感した(受講者の上司からの声)」
コミュニケーション研修の成功のポイント
これらの成功事例に共通することは、受講者自身が変化を感じられたということ。また、業務効率化や売り上げアップに繋がったという声も聞かれました。このようにコミュニケーション研修を成功させるために意識したいポイントをお伝えします。
●目的・目標をしっかり定める
コミュニケーションスキルは、身につけることがゴールではありません。身につけたスキルを業務で生かすことができてこそ、意味があるのです。そのためには、まず、自社にはどんなコミュニケーションスキルが必要かを洗い出し、目的や目標をしっかり定めていく必要があります。自社の課題を客観的に見るのは難しいので、目標に向かって伴走してくれる研修会社に依頼するのもよいでしょう。
●実戦形式で自分の体を動かしながら行う
コミュニケーション研修は、座学だけでは効果を実感しづらいもの。実戦形式の研修なら、受講前後の変化を体感できるのでおすすめです。
●フォローアップ研修もあわせて行う
せっかく研修を実施してスキルを身につけても、時間が経つと忘れてしまうもの。研修後、数か月から半年ほど経ったタイミングでフォローアップ研修を行うことで、スキルを定着させることができます。
●アナウンサーなどコミュニケーションのプロ講師に学ぶ
たとえば、社員の話し方に課題を感じているなら、アナウンサーなどプロの講師に学ぶことをおすすめします。ただスキルを学べるだけでなく、そのスキルを実際に用いて体現している姿を見ることで、学べるものが多くなるでしょう。
●ファシリテーターや登壇者向けの研修も
一般的なビジネスコミュニケーションや話し方、傾聴だけではなく、ファシリテーションやスピーチ・プレゼンテーションでの登壇など、専門的なスキルを学べる研修も効果的です。「今まで自己流でやっていた」という人にとっては、気づきの多い研修になるでしょう。
まとめ
今回は、コミュニケーション研修の成功事例を階層・職種別にご紹介しました。効果の出るコミュニケーション研修を実施したい企業様には、800社以上の導入実績があるKEE’Sがおすすめです。貴社の課題をきちんとヒアリングし、目標達成に向けて伴走してまいります。研修に登壇する講師は、コミュニケーションのプロである現役のアナウンサー。講師の立ち居振る舞いや話し方から学べることが多いと好評です。貴社のニーズに合わせてプログラムを組み立てていきますので、ぜひ一度ご相談ください。
KEE’Sの企業研修
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