コラム

オンライン商談での話し方の鉄則とは?~発声、発音から間の取り方まで~

オンライン商談での話し方について、お困りではありませんか。オンラインは情報の伝わり方が対面とは異なるものの、だからこそ、伝えたいことを正確に伝える話し方のスキルが鍵となります。今回は、発声・発音から間の取り方、強調や抑揚などの表現テクニックまで、オンライン商談の話し方の鉄則をご紹介します。

1.鉄則①~腹式発声・明瞭な発音~

まずは発声のテクニック。マイクがあるからと、ぼそぼそと小さく弱い声で話していませんか。あるいは、声のボリュームをあげようとするあまり、声をはりあげ喉声に……。

これはどちらもNG。ぼそぼそと聞き取りにくい声は印象ダウン、喉声は喉を傷める上に、聞き手にもキンキンと不快な音になります。この音はマイクやスピーカーを通すことで、ますます増幅されてしまうため、要注意。

オンラインでも聞きとりやすい声とは、たっぷりの息に声をのせて響かせる、腹式発声。喉に負担がかからず、相手の耳にもやさしく、聞き心地のよい声です。この腹式発声に必要なのが腹式呼吸。腹式呼吸は、息を吸いこんだ時にお腹だけが膨らみ、吐き出す時にはお腹がへこむという呼吸法です。体のどこにも、余分な力は入っていません。というと何だか難しそうでしょうか。でも実は私たちは寝ている時には自然に、腹式呼吸になっています。

次に、腹式呼吸に合わせて声を出す感覚をつかみましょう。声を出しながら大きくため息をついてみてください。「はあ」と、息を出しながら声が出たはず。続いて、ため息をつく要領で息を吐き出しながら、そこに「アー」と声をのせてみましょう。これが腹式発声。たっぷりの息に声を乗せる発声法です。

腹式発声はトレーニングによって誰でも身につけることができます。一週間続けただけでも、自分の声に自信がもてるようになりますよ。

次に明瞭な発音についてお伝えします。オンラインでは細かい音の聞き分けが対面より難しいため、音を一音一音正確に伝える必要があります。相手が聞き取りやすい言葉にするためには、50音ごとに異なる舌や唇の使い方のポイントを意識し、脱落音とよばれる、発音できていない(抜け落ちている音)をつくらないことが大切。例えば「ありがとうございます」これを一音一音発音すると、A RI GA TO U GO ZA I MA SU となります。しかし、脱落音があると、「あざ~す」のように聞こえることがあります。たかが話し方と思っていても、相手に与える印象は大きいもの。一音一音粒のそろった音は、その人の人格をも美しく見せる効果もあります。

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2.鉄則②~聞き手を飽きさせない表現テクニック~

アナウンサーは、視聴者に内容を一度で理解してもらうだけではなく、要点をきちんと届けるために、表現を工夫しています。聞き手の集中力がきれやすく、限られた時間で必要なことを伝えなければならないオンライン商談も同様に、表現テクニックが重要。

表現テクニックの中でも代表的なものが抑揚、音の高低差をつけるテクニックです。高低差のない話し方は、単調に聞こえやすく、聞き手は平坦な道をただ歩いているような感覚に。
一方、抑揚がつくとアップダウンの道を歩くのと同じように、変化がうまれ、聞き手も退屈しません。

抑揚をつける方法はふたつ。ひとつは、単語の中の一つ一つの音に高低差をつける方法です。例えば「すがすがしい」という単語を同じ音の高さで言うのではなく、一音めの「す」より二音めの「が」の音を高くするようにします。そしてもうひとつは、文章全体の中で強調したい箇所、ここがポイントという箇所を、少し高い音で話し始めることで抑揚をつける方法です。

例えば事前に原稿があるような場合、強調したい箇所にあらかじめ印をつけておき、その箇所を強調するつもりで読んでみてください。意識することで、伝えたいことが強調され、全体としても生き生きとした印象を醸し出すことができます。慣れてくると、どんな場面でも自然に抑揚をつけて話すことができるようになります。強調する方法は他にも「感情を込める」「スピードを変える」などがあり、状況に応じて使い分けるといいですね。

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3.鉄則③~間をとることで大事な言葉を印象づけ、聞き手の理解も助ける~

強調したい箇所をより際立たせるのが、間です。
音声が聞きとりづらい、集中力が持続しにくいという側面があるオンラインでは特に、間をとることが大切。間のテクニックを使えば、相手を飽きさせず、重要なポイントを印象づける話し方ができます。

間には二種類あります。まずは、強調したい言葉の前後にとり、言葉に聞き手の注意を引きつける、「引きつけの間」、時間は1秒から3秒ぐらいです。ちなみに間の天才と言えるスティーブ・ジョブズは、あるプレゼンの冒頭で7秒の間をとりました。聞き手が話し手に注目する心理をうまく利用している例ですね。商談では、特に伝えたい言葉の1秒前、前後に1秒ずつぐらい間を入れると、違和感もなく、自然な形で聞き手の注意をひきつけることができますよ。

もうひとつ、覚えておきたい間が「理解の間」です。これは段落ごと、もしくはひと通り話を終え、違う話題に入るタイミングで取る比較的長い間のこと。時間的には3~5秒ぐらいです。聞き手は、話の内容を事前に知っているわけではありません。そのため、今まで聞いた話を咀嚼する間がないと、次の新しい情報が頭に入ってきません。特にオンラインでは一人が一方的に話す時間が長くなり、相手が話しについてこられなくなっている、ということがあるかも。話しが一段落したところで一度、理解の間をとりましょう。この間によって、聞き手が新たな情報を受け入れる準備ができるため、話し手も次の話しをスムーズに伝えられるようになります。

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4.鉄則④~要点をまとめて話すには、ロジカルスピーチがおすすめ~

オンラインでは、聞き手が適宜質問を挟むことが難しく、誰かが一方的に話す時間が長くなりがち。
だからこそ、要点を絞って簡潔に話すことを心がけたいもの。そのために必要な話し方が、ロジカルスピーチ。結論やポイントを明確にしながら、体系立てて伝える話の構成のことです。

よく「一生懸命話しているのに、周りの人からは何を言っているのかわからないと言われる」というお悩みを聞きますが、話が長い、わかりにくいと思われる人は、思いついた順に話しており、結局何を伝えたいかという結論が相手に伝わっていないと言えます。

ロジカルスピーチは、ゴール(結論)→ポイント(もしくは理由)→詳細の順で話すこと。ロジックツリーというフレームを用いることで、誰でもこのような話の構成を準備することができます。話し手と聞き手が同じ話しの地図を共有できるため、短時間で必要な情報を正確に伝えなければならないオンラインにおいて重要なテクニックです。

いかがでしたか。オンライン商談での話し方を意識することにより、心地よいコミュニケーションの中で、無駄なく簡潔なやり取りをし、重要なポイントを印象づけることが可能となります。

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